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生き方の原則 ──魂は売らない

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー 著 山口晃・訳
【全書判/上製本】
ISBN978-4-89257-051-3
本体価格 1600円(税別)
英語原文収録 


自由に生きる。
これも、マイ・プリンシプル

ガンディー、キング牧師、ケネディー、マンデラたちも読んでいた。
今こそ、ソロー。

新訳・ソロー・コレクション第2弾

 ナチュラリスト、エコロジストの先駆者として知られるソローの作品は、トルストイ、マンデラ、J・F・ケネディ、フランクロイド・ライト、レイチェル・カーソン、アーネスト・シートン、ジョン・ミューア、ゲーリー・スナイダーなど、分野を越えた様々なリーダーに強い影響を与え、読み継がれてきた。
 ソローは、『森の生活』で、シンプルで、お金のかからない生活の可能性を示し、奴隷制反対運動では、個人の勇気ある行動が、世界を動かすことを実践してみせた。当時のアメリカの講演文化の中で生まれた本書では、人間が尊厳を持って生きることの大切さを説く。

【著者略歴】
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー

 1817〜1862。アメリカ・ボストン近郊に生まれる。詩人、作家、思想家、ナ
チュラリストなど多彩な顔を持つ。学生時代から、古典ギリシャ・ローマ、中世
ヨーロッパの文学を深く愛し、また、東洋思想にも興味を持つ。自らの実践と観
察、思索から生みだされた『森の生活』『メインの森』『一市民の反抗』『生き
方の原則』「散歩」など数多くの著作のほか、アメリカ先住民や考古学・民俗
学・博物学への関心を深め、最晩年まで続く膨大な日記に書き記す。一日一日を
何よりも大切に生きた彼の生涯とその著作は、自らの生活を意義あるものとして
生きようとする現代の人々に、静かに力強く応えてくれる。


社会エッセイ
一市民の反抗----良心の声に従う自由と権利

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー著   山 口 晃 訳
ISBN4-89257-045-1 C0098 ¥1500E
定価:本体1500円(税別)

目次 著者略歴


ガンディー、キング牧師、マンデラら社会変革のリーダーたちも読んでいた。
世界でもっとも影響力のあったエッセイ。今こそ、ソロー。

現代人に行動する勇気を与えてくれる、世界で最も影響力のあったエッセイ。
国家の不正に対して、個人のとるべき道を示した本書は、ガンディー、キング牧師、マンデラらの市民運動に影響を与え、世界を変革した。
新訳、英語版収録
北京で一匹の蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起きる……
ひとりが動けば、世界は変わる。


目次 
一市民の反抗----良心の声に従う自由と権利
ソローへの旅のはじまり 山 口 晃
ソロー略年譜
ソロー略歴
Resistance to Civil Government(『一市民の反抗---良心の声に従う自由と権利』英語版)



著者略歴
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(Henry David Thoreau  1817-1862)
アメリカ・マサチューセッツ州・ボストン近郊のコンコードに生まれる。
詩人、作家、思想家、ナチュラリストなど多彩な顔を持つ。
学生時代から、古典ギリシャ・ローマ、中世ヨーロッパの文学を深く愛し、また、東洋思想にも興味を持つ。
自らの実践と観察、思索から生みだされた『森の生活』「一市民の反抗」「原則のない生活」「散歩」など数多くの著作のほか、アメリカ先住民や考古学・博物学への関心を深め、最晩年まで続く膨大な日記に書き記す。
その著作は、トルストイ、マンデラ、J・F・ケネディ、フランクロイド・ライト、レイチェル・カーソン、アーネスト・シートン、ジョン・ミューア、ゲーリー・スナイダーなど、分野を越えた様々なリーダーに強い影響を与えてきた。
本書のエッセイ「一市民の反抗」は、ガンディー、キング牧師の市民的不服従へと受け継がれ、政治思想としても貴重な遺産となりつつある。
一日一日を何よりも大切に生きた彼の生涯とその著作は、自らの生活を意義あるものとして生きようとする現代の人々に、静かに力強く応えてくれる。



訳者略歴
山 口 晃
1945年生まれ。1997年より『木学舎便り----石川三四郎研究個人誌』の刊行に従事。
訳書に、H・S・ソルト『ヘンリー・ソローの暮らし』(風行社)、W・ハーディング『ヘンリー・ソローの日々』(日本経済評論社)などがある。
1993年度日本翻訳文化賞受賞。



ソロー略年譜
1817年7月12日 コンコードに生まれる。
1818-23年 ソロー家はチェムズフォードとボストンに暮らす。
1823年 家族はコンコードに戻る。
1833年 ハーバード大学に入学。
1834年 エマソンがコンコードに定住。
1837年 ハーバード大学卒業。エマソンと親しくなる。
10月22日から日記を付け始める。
1838年 コンコードの学校で教える。コンコード文化協会で最初の講演。
1839年 兄ジョンとともにコンコード川とメリマック川を旅する。
1841-43年 コンコードのエマソン家で暮らす。
1842年 兄ジョン死去。
1843年 家庭教師としてスタテン島へ。
1845-47年 ウォールデン湖畔で暮らす。
1846年 コンコード刑務所で一晩を過ごす。
1847-48年 エマソン家で暮らす。
1849年 『コンコード川とメリマック川の一週間』刊行。
1850年 カナダ訪問。
1854年 『森の生活』刊行。
1859年 ジョン・ブラウン擁護の演説をする。
1861年 療養のためミネソタへ行く。
1862年5月6日 コンコードにて死去。


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