2006年01月19日 02:15
なんてことない1日

4日ほど前に年明けツアーから戻って来たアダム・フリーランドがギャロとリミックス仕事をしているので、ここ3日ほどスタジオが使えない。先週ちゅうに依頼されてた曲を仕上げておいてよかった。先方から”とても気に入っている”との返事もきたし、今週はこれでよしとするかな。でもあと1ヶ月弱でギリシャに発つのでその準備もしないといけないんだけど。。。。

 というわけでここ2日はアカウンティング(経理/いわゆる家計簿ですな)に文字どうり没頭。2005年度の総計、各分野(食料、家庭経費、エンターテイメント、人事からはじまってビジネスも含め)におけるレモン家における傾向(どこに金使いすぎるとか)と分析、それを踏まえたうえでの2006年度の戦略をたてる。。。う〜〜ん、面白〜〜い!カケーボ、とあなどってはいけない。これは思慮深き大人が情熱をかけるにジューブン値する、非常に科学的な行為であり、戦略/目標をたてるにあたっては心理学的/人智学的アプローチをも必要とされる。。。(特にうちのギャロパパにその戦略をどう言い聞かせるか、とかさ)
 な〜〜んて難しいこといってるけど、まー、つまり”つぶしがきかない音楽家”の”つぶせない度”では高得点であるのがくっついてしまった恐ろしい夫婦があたしとギャロなので、ふたりのうちどちらかがコレ(財政管理)をやらないと、マジでデ〜ザスタ〜〜ッッ(大災害)!!なことになってしまうのね。子供を売り飛ばすような結果になりかねない(嘘)。浪費家たるべき天賦の才では超似た者同士だしさ。。。。
 結果でいうと、昨年、レモン組はけっこうがんばった。なのでそれを今年は倍にする!というのが目標(超野望)。
 でも同時に、これは今までの自分のありかたを突破せずには成し遂げられない。。。。。うーん。燃えるな〜〜〜。
 財務大臣であり、国防長官でありながら、すべてを窮地に陥れる自然災害やクーデター首謀者たる資質が自分のなかに眠っている。。そしてそれを知りつつ努力する。。。というパラドックスが、こう、なんてゆーの、味わい深いんですよ。人生は。

 ソレを終わらせ、脳みそが半分溶解して鼻から垂れてきそうになった午後は友達の誕生日会へ。アメリカから移住してきたカップル宅。DJであるスティービーはマニラ出身の両親をもつフィリピン系アメリカ人、GFのミシェルはネイティブ・アメリカン・インディアン。キッズも同伴してった。知り合いもたくさん来て、楽しかった。
 そのあと、あしたレインボーサーペントに向かって発つサリー・デューラリーたちと夕食。
 いくひと、くるひと。
 今日も楽しく1日が終わった。宇宙、ありがとう。