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書名

まわり舞台の上で 荒木一郎

著者
荒木一郎=著                
定価
3,200円+税             
判型・造本
四六判、上製、592ページ
ISBN
978-4-89257-120-6             

奇才の相貌

昭和を代表する名曲「空に星があるように」他、数々の曲をヒットさせたシンガーソングライターの嚆矢として、ダークヒーローも日陰者もコミカルな役柄も演じることができる個性派俳優として、 渋谷・百軒店のジャズ喫茶に集う昭和30年代の青春を描いた『ありんこアフター・ダーク』の小説家として……

 

歌手、俳優、作曲家、小説家、プロデューサー、マジシャンなど、多彩な顔を持つ荒木一郎が、 歌手デビュー50周年を期に、多岐にわたる活動の軌跡と、人生の明暗を語る、衝撃の書。

 

亀和田武 対談収録

 

contents

荒木一郎語り下ろしによる全八章

 第一章 まわり舞台を見ていた

 第二章 『バス通り裏』、そして映画俳優へ

 第三章 空に星があるように

 第四章 「荒木一郎は夜の帝王」

 第五章 白い指の戯れ

 第六章 プロデューサー・荒木一郎

 第七章 テレビの芝居、映画の芝居

 第八章 小説家・荒木一郎

 

対談 ありんこアフター・ダーク 荒木一郎+亀和田武

来るべき荒木一郎論のためのメモ(野村正昭)

荒木一郎音楽小史(小川真一)

詳細ディスコグラフィ、フィルモグラフィ、ビブリオグラフィ、作品コメント

 

☆貴重な写真を多数収録!(モノクロ写真はすべてダブルトーン印刷)

 

インタビュアー 小川真一(音楽)、野村正昭(映画・テレビドラマ)

造本 加藤賢策(LABORATORIES)

 

(2016年10月22日発売)

 

「読み出したら止まらない。もう、べらぼうに面白い。……黒光りするこの一冊は60年代以降の不良の栄光で、荒木一郎の漂着のうねりを語っている。そこには昔への抒情などなく、漂流の周辺にさまざまな歌の残像がある。読むうちに、胸がどどどっと高鳴った。」嵐山光三郎(作家)(『週刊朝日』10/28号)

 

★「キネマ旬報 映画本大賞2016」第2位★

 

★12月29日(木)30日(金)の二日間、文化放送『吉田照美 飛べ!サルバドール』の年末スペシャル・インタビューに荒木一郎さんが登場します★

 

★12月17日(土)東京・中日新聞「土曜訪問」で、荒木一郎さんの著者インタビューが掲載されました★

 

★刊行を記念し、下記の書店でフェアを開催中です★

東京堂書店神保町本店(11/1〜30)〜荒木一郎の多才すぎる活動のすべて〜

丸善名古屋本店

丸善京都本店

 

★イベント情報!!★

デビュー50周年 プレミアム・コンサート 荒木一郎「空に星があるように」 2016年10月3日(月)17時開演

場所:Bunkamuraオーチャードホール

ゲスト 宇崎竜童、中村雅俊

 

デビュー50周年記念・ 映画特集 荒木一郎の世界

荒木一郎の出演作十五本を一挙公開!

2016年10月15日〜10月28日

 

トークショー 10/22(土)20:00(18:25からの『脱出』上映につづき)

ゲスト:フラワー・メグ、荒木一郎

場所:シネマヴェーラ渋谷
       

荒木一郎

1944年、東京生まれ。歌手、俳優、作詞・作曲家、小説家。幼少より舞台やラジオドラマなどで活動し、1960年代初頭、NHKテレビドラマ『バス通り裏』での演技が注目される。自作曲と語りで構成されるラジオ番組『星に唄おう』が人気を博し、1966年「空に星があるように」で歌手デビュー、レコード大賞新人賞を受賞。「今夜は踊ろう」「いとしのマックス」など数々のヒット曲を生み出し、シンガーソングライターの嚆矢となる。映画『893愚連隊』『日本春歌考』『現代やくざ 血桜三兄弟』『白い指の戯れ』などに出演し、個性派俳優として異彩を放つ。『ありんこアフター・ダーク』(河出書房新社)『後ろ向きのジョーカー』(新潮社)など、小説執筆もおこなう。

 

 

書評一覧

『週刊朝日』10/28号、嵐山光三郎氏の連載「コンセント抜いたか」で紹介されました。
『週刊文春』10/27号、鹿島茂氏の「私の読書日記」で紹介されました。
『サンデー毎日』11/27号、中野翠氏の「満月雑記帳」で紹介されました。
書評掲載されました。『キネマ旬報』11月下旬号(評者:坪内祐三氏)、『サンデー毎日』11/20号(評者:岡崎武志氏)、『映画秘宝』12月号(評者:馬飼野元宏氏)、『週刊新潮』11/10号(評者:吉田豪氏)、『レコード・コレクターズ』12月号(評者:吉田明裕氏)、産経新聞(10月23日)、AERA11/21号(評者:近藤康太郎氏)、西日本新聞11/13(評者:前山光則氏)、日本経済新聞11/17夕刊(評者:陣野俊史氏)、日刊ゲンダイ11/16、『週刊朝日』12/9号(評者:陣野俊史氏)、『週刊ポスト』12/23号(評者:平山周吉氏)、『週刊読書人』1/6号(評者:栗原裕一郎氏)
年間ベストに選出されました。『図書新聞2016年下半期読書アンケート・私の3冊』(選者:長谷正人氏)、『サンデー毎日』今年のベスト3(選者:岡崎武志氏)、『本の雑誌』私のベスト3(選者:亀和田武氏)
「キネマ旬報 映画本大賞2016」第2位