●英語原文収録
自由に生きる。
これも、マイ・プリンシプル
ガンディー、キング牧師、ケネディー、マンデラたちも読んでいた。
今こそ、ソロー。
新訳・ソロー・コレクション第2弾
ナチュラリスト、エコロジストの先駆者として知られるソローの作品は、トルストイ、マンデラ、J・F・ケネディ、フランクロイド・ライト、レイチェル・カーソン、アーネスト・シートン、ジョン・ミューア、ゲーリー・スナイダーなど、分野を越えた様々なリーダーに強い影響を与え、読み継がれてきた。
ソローは、『森の生活』で、シンプルで、お金のかからない生活の可能性を示し、奴隷制反対運動では、個人の勇気ある行動が、世界を動かすことを実践してみせた。当時のアメリカの講演文化の中で生まれた本書では、人間が尊厳を持って生きることの大切さを説く。
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
1817〜1862。アメリカ・ボストン近郊に生まれる。詩人、作家、思想家、ナチュラリストなど多彩な顔を持つ。学生時代から、古典ギリシャ・ローマ、中世ヨーロッパの文学を深く愛し、また、東洋思想にも興味を持つ。自らの実践と観察、思索から生みだされた『森の生活』『メインの森』『一市民の反抗』『生き方の原則』「散歩」など数多くの著作のほか、アメリカ先住民や考古学・民俗学・博物学への関心を深め、最晩年まで続く膨大な日記に書き記す。一日一日を何よりも大切に生きた彼の生涯とその著作は、自らの生活を意義あるものとして生きようとする現代の人々に、静かに力強く応えてくれる。
「BE-PAL」2008年6月号(小学館)に書評が掲載されました。
『ウォールデン 森の生活』のソローが語る珠玉の箴言集
本当の意味で自然に寄り添い、シンプルライフを実践したソローの生き方は、時代を超え、今もなお我々に示唆を与え続けてくれるのだ。
「母の友」2008年5月号(福音館書店)に書評が掲載されました。
地平線よりわずかでも高いところを目指して
最近の世相に見られる心の闇、人々の思考停止状態、効率主義を思うとき、こうしたソローの百五十年前の文章が新鮮に迫ってくるのでした。(一部抜粋)