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書名

ヘレナ

著者
イヴリン・ウォー=著 岡本浜江=訳
定価
2,800円+税
判型・造本
四六判、並製、344頁
ISBN
978-4-89257-086-5

英国出身のローマ皇帝生母による十字架発見は、史実か虚構かー?

真の十字架という聖遺物をめぐってキリスト教の核心に迫る、ウォー渾身の長篇小説。


『十字架はこうして見つかった 聖女ヘレナの生涯』として知られたウォーの傑作長篇を、訳者・岡本浜江氏による改訂を経て改題、復刊。

 

解説 中野記偉(上智大学英文学名誉教授)

書容設計 羽良多平吉

 

(2013年8月9日発売)

著者詳細

イヴリン・ウォー(Evelyn Waugh 1903-1966)

1903年、ロンドン生まれ。出版社社長の父を持つ。オックスフォード大学を中退し、1928年、上流社会への風刺をきかせた最初の小説『大転落』が高く評価される。1930年、カトリックに改宗する。1945年、『ブライヅヘッドふたたび』を発表。20世紀を代表するカトリック作家として知られる。他の作品に『ご遺体』、『一握の塵』などがある。1966年没。

 

[翻訳]岡本浜江  1932年生まれ。東京女子大学文学部卒業。共同通信社記者を経て英米文学の翻訳を始める。パール・バック著『愛になにを求めるか』、エリス・ピーターズ著『修道士カドフェル』シリーズ、キャサリン・パターソン著『テラビシアにかける橋』など訳書多数。

 

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