書籍詳細

ロータス・イーター
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鈴木いづみ ミュージアム
書名

ロータス・イーター

著者
コージー・ティル=著
定価
1,700円+税
判型・造本
四六判、288頁
ISBN
978-4-89257-047-6

バリ在住のミュージシャン/DJ・コージーが、エンジン全開で世界の果てまで突き抜ける、ミクシィ発の極楽バリ日記。面白さ抜群!!

ぶいん!ぶいん!快楽宇宙の果てまで、行くんだ!
ミクシィ発・快楽遊牧民の極楽バリ日記

著者詳細

コージー・ティル(Cozi Till)
1967年、神奈川県横浜市生まれ。東横女子短期大学国文科中退。
17歳のときギターを始め、19歳のとき、ヴォーカリスト兼サイド・ギタリストとしてパンク・バンドを結成、リハーサルとライブハウスでのツアーに明け暮れる。
その後3枚のアルバムを出してバンドは解散。
25歳頃よりコンピュータを使った作曲/プログラミングをはじめ、アシッド・ジャズなどの影響をうけたソロ・アルバムを国内メジャーよりリリース。
その後、テクノの影響の強い音楽を制作しはじめると同時に、DJ活動も開始。
また、グラフィック・デザイナーであった最初の夫と結婚。
1999年にDJをしながら一人で旅していたオーストラリアでデジタル・プロデューサー、ガス・ティルに出会い、そのまま渡英。
2000年にデンマークのレーベルより自身でプログラミング/プロデュースしたアルバムを発表、カレッジ・チャートで一位になるなどの好評を得る。
翌年、最初の夫と離婚、息子を出産/ティルと再婚。
Supercozi、Cocopa名義でアーティスト、DJとして活躍しているほか、夫とのテクノユニット“ゼン・レモネード”としても、ロンドンのレーベルよりアルバムを出している。
現在は夫、2人の子供とともにバリ在住。
エレクトロニカ・レーベル“ハイポ=エスプレッソ・レコード”主宰。
よりくわしい活動については、
http://www.hypoespresso.com および
http://www.supercozi.com まで

コージーのミクシィ・プロフィールより
自己紹介/バリ在住のミュージシャン/DJ/二児の母。
テクノ・ユニット、Zen Lemonadeの半分、Supercozi/Cocopaはひとり屋号。
ジェット・エンジン搭載のボウフラは宇宙のケモノ道をゆ〜らゆ〜ら五体投地ピクニック中。
好きな本・マンガ/ヘンリー・ミラー、チャールズ・ブコウスキー、トルーマン・カポーティー、谷川俊太郎、
『タンジール、海のざわめき』ダニエル・ロンドー著、『ロマネ・コンティ・1935年』開高健著、
『鉄コン筋クリート』松本大洋著
好きな音楽/ベースぶいんぶいん
好きな映画/冒険者たち、サテリコン、ドルチェヴィータ、エルトポ、七人の侍、バーバレラ
Lotus:食べると家や故郷のことを忘れ、夢見心地になるという果実(ギリシャ神話)
Lotus-eater:酔生夢死の人

装幀/佐々木暁

Cozi Tillのオリジナル・アルバム 著者のオリジナル・アルバム
8 月10日世界同時リリース
SuperCozi / Luxury Addict / Hypo=espresso Record
日本/ヨーロッパ/ オーストラリア/インドネシアで発売! 
国内ディストリビューション/倭響(0422-49-9008)

書評一覧

日本経済新聞
◆「NYLON」2005年12月号 コラム「Culture Club」

蓮を食べられる?

ファッション・音楽関係者にも住人が多いソーシャル・ネットワーキングサイト
[ミクシイ]から書籍化された日記。
日本を飛び出して[快楽遊牧民]を目指して世界を流浪する、ミュージシャン/DJの著者が初めて安住した地、バリの生活が描かれている。
『ロータス・イーター』とは、酔生夢死の人という意味で、蓮(ロータス)を食べると家や故郷を忘れ、夢見心地になるというギリシャ神話から生まれた言葉だとか。
2児の母ながら毎日をテクノやアンビエントの音楽と一緒に謳歌する姿に、東京で日々せこせこ暮らす身としては蓮を食べてみたい衝動にかられそうなアジアの楽園がそこにはある。
けれどもネット発ということで、ラフに書かれた文章は面白いが、書籍としてはイマイチな仕上がりは残念。
先日、再発してしまったテロ以降の日々を綴った続編も期待。

日本経済新聞
◆ミュージック・マガジン2005年10月号

世界中を巡りながらDJで二児の母で夫とテクノ・ユニットもやっている日本人女性が、ミクシィで書いていた日記を一冊にまとめたもの。ゆるゆるでちらかってはいるが文章は率直であると同時に生命力にあふれていて、オーストラリア、デンマーク、モロッコなどのレイヴ・パーティ事情も伝える。

日本経済新聞
◆雑誌「インビテーション」2005年9月号

『ロータス・イーター』の著者コージーさん夫妻が、「英国から移住したクールな音楽家夫婦」「音楽と感性を武器にバリに新しいライフスタイルと文化をもたらすカップル」として紹介されました。