書籍詳細

まっと、空の方に。
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泉英昌のページ
書名

まっと、空の方に。

ぼくをみちびく ふるさとのことば
著者
泉 英昌=著
定価
1,575円+税
判型・造本
四六判、236頁
ISBN
978-4-89257-044-5

ふるさとのことばには、
知恵と力と……安らぎがあった。
詩人が綴るふるさと単語帖

「まっと空だ、と父は言った。
それは、もっと上の方に、という意味。
逃げ場所は、うつむいて探すな。
上の方に探せ。もっと空の方に探せ」(本文より)

著者からのメッセージ

泉 英昌 「方言には、素朴な力があります。 それは、何かをあきらめたところから始めようとする底力で、貧しささえも豊かさにすりかえてしまう知恵をふくんでいます。
ぼくは、生まれ育った鳥取県の方言をとおして、たくましい日本の知恵をたどってみたかったのです。」

泉 英昌の本(文遊社刊)

  • 詩集「海底プール」(本体価格1,456円)
    彗星のように登場し、その研ぎすまされた言語感覚が注目された詩人の第一詩集。意味を脱いだ言葉が美しい。
  • 船のキップ(本体価格1,456円)
    研ぎすまされた言語感覚で詩と小説の世界を自由に越境
    する詩人の、オランダを舞台にしたファンタジック・ロマン

書評一覧

雑誌「室内」
◆雑誌「室内」

雑誌「室内」2005年9月号の読書日和で、エッセイスト、石田千さんにより、『まっと、空の方に。』が紹介されました。

「週刊朝日」(2004年6月18日号)
◆週刊朝日(2004年6月18日号)

読売新聞夕刊(2004年5月31日)
◆読売新聞夕刊(2004年5月31日)

信濃毎日新聞(2008年8月6日)
◆信濃毎日新聞朝刊(2004年5月30日)

山陰中央新報(2004年4月14日)
◆山陰中央新報(2004年4月14日)