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書名

青いノート・少年 吉屋信子少女小説集2 

著者
吉屋信子=著
定価
2,000円+税
判型・造本
B6判、272頁
ISBN
978-4-89257-132-9

戦死した兄が遺した一冊のノート――

戦後に生まれた二つの物語

 

終戦まもない荒寥とした時代を生きていく少女たちの友情を綴った『青いノート』と、母親と離別した少女が、ある孤独な少年との出会いを通じて、成長していく『少年』の二作品を収録。

 

解説 千野帽子

装画 松本かつぢ

 

<吉屋信子少女小説集>

1巻 からたちの花 2015年9月2日発売

エッセイ 内山基

解説 川崎賢子

 

3巻 白鸚鵡

 

4巻 街の子だち

 

5巻 七本椿

*『小さき花々』の未単行本化短篇を併録

 

装画 松本かつぢ

B6判並製

 

(*収録内容は変更になる可能性もございます)

(2016年3月10日発売)

著者詳細

吉屋信子

1896年、新潟市生まれ。栃木高等女学校に在学中から少女雑誌に投稿。1916年から『少女画報』に連載された「花物語」が女学生の圧倒的な支持を得、ベストセラーになる。1919年、長篇小説「地の果まで」が大阪朝日新聞の懸賞で一等に当選。1936年から新聞連載された「良人の貞操」が好評を博す。少女小説、純文学、歴史小説、随筆と幅広く執筆活動をおこなう。1952年「鬼火」で女流文学賞、1967年に菊池寛賞を受賞。『わすれなぐさ』『安宅家の人々』『徳川の夫人たち』など著書多数。1973年、逝去。

 

装画 松本かつぢ

1904年、神戸市生まれ。エキゾティックで繊細な少女画を描き、『少女の世界』『少女の友』で少女達の人気を得る。1938年、『くるくるクルミちゃん』を連載開始。クルミちゃんは愛すべきキャラクターとして定着し、次々とグッズ化され 、昭和のキャラクターグッズの元祖となった。1986年、逝去。

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