どうぶつたちは みました!
みんな みんな さわいでいます。
いったい何をみたのでしょうか!?
写真絵本の傑作、本邦初紹介!
イーラとマーガレット・ワイズ・ブラウン。 写真を使った物語絵本という新しいジャンルを確立した黄金コンビの記念すべき第1作。 1944年、戦下に生まれた幻の傑作。驚きと笑いにみちた、楽しい絵本。
訳者解説「イーラの世界」(寺村摩耶子)
装幀 倉茂透
(2014年3月下旬発売)
写真=イーラ Ylla
本名カミーラ・コフラー(Camilla Koffler)。1911年オーストリアのウィーン生まれ。彫刻を学んだ後、パリでエルジー・ランドーに弟子入りし、動物専門の写真家となる。1941年ニューヨークに移住。1955年インドで没。日本に紹介されている絵本に『二ひきの こぐま』(こぐま社)、『ねむい ねむい ちいさな ライオン』『せかいを みにいった アヒル』(徳間書店)がある。
文=マーガレット・ワイズ・ブラウン Margaret Wise Brown
1910年アメリカ・ニューヨーク州生まれ。ホリンズ大学卒業後バンク・ストリート教育大学で学び、子どもの本の作家として100冊以上の絵本を発表した。1952年没。代表作に『おやすみなさい おつきさま』(評論社)、『ぼく にげちゃうよ』(ほるぷ出版)、『おやすみなさいのほん』(福音館書店)など。
翻訳=寺村摩耶子
1965年大阪生まれ。アメリカ・カンザス州、箕面、つくば等で育つ。明治学院大学文学部フランス文学科卒業。著書に『絵本の子どもたち 14人の絵本作家の世界』(水声社)、『絵本をたべる』(青土社)など。